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エクステリア&ガーデン設計施工のエクステリアマサイ

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〒673−0553 兵庫県三木市志染町東自由が丘2丁目469

暗渠排水工施工例HEADLINE

施工箇所 三木市H様邸

庭に水溜りができ、梅雨時期や、大雨の後は、庭全体が水溜りとなり庭に出れない状態なのでどうにかならないものかと、ご相談を受けお庭を拝見させて頂きました。

雨が降った数日後でも、庭土全体が湿っている状態です。日陰になっているところは、所々にコケも生えていました。
現況地盤測量をした結果、庭全体がほぼ同一高さに敷き均されており、水の排水勾配のない状態でした。
さらに少しお庭を掘らさせて頂くと、10cm程の真砂土の下は水はけの悪い粘土混じりの赤土でした。
表面に溜まった雨水は、何処かに排水される事無く、真砂土に浸透した雨水は赤土の層で遮断され逃げ場のない状態です。お家の基礎も水分を吸い上げて常に湿った状態…長い間この状態が続くと、お家にも良くないので改善方法を検討させて頂きました。
お庭は枕木の花壇で囲まれておりアプローチの見切りにピンコロ石を使用されているので、水の逃げ場がありません。
お庭の改善と共に芝を張りたいとの事で芝の下地作りを兼ねてお庭の排水勾配を取り周囲に暗渠排水を施す工法にしました。




1.まず家から道路側へと水が流れるように排水勾配を取りながら庭全体を整地します。

2.庭外周を掘削し、防水シートを敷きその上に有孔管を設置します。
 


(こちらのお宅は排水流末部がピンコロ石だったので流末部のみφ50mmに絞りました)
3.庭外周に排水勾配をとりながら配管し、砕石で埋め戻します。
 

雨水は庭の排水勾配により、庭外周に集まり浸透性の優れている砕石を伝って有孔管に入り排水されます。
有孔管は、上部と左右にしか穴が開いておらず、下部は普通の塩ビ管と同じ形状になっています。
有孔管の下に防水シートを敷くのは、下部に浸透することなく集水する為です。

 

 

4.掘削範囲を砕石で埋め戻し、表面に真砂土を敷き均せば、完成です。
 

施工後、お庭の状態も改善され芝生も元気に育ち、お客様も大変喜ばれております。






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